UJIchann日記

劣等生お勉強の記録

備忘録〜運営管理①〜生産管理・生産レイアウト

 

 

 

 

●PQCDSME

生産管理の目標や尺度に使用され、生産のテーマを7つとりあげ、その頭文字を並べたもの。

P(Productivity):生産性

Q(Quality):品質

C(Cost):コスト

D(Delivery):納期

S(Safety):安全性

M(Morale):モラール、意欲

E(Environment):環境性

 

 

●3S

生産の合理化における基本原則。

Simplification(単純化):生産や仕事の種類を減らして生産を簡略化すること。生産効率の向上に役立つ。

Standardization(標準化):一定の種類や方法を統一して標準的にするもの。作業の簡易化や原価低減に役立つ。

Specialization(専門化):機種や品種を限定したり、仕事を分担したりして、専業化すること。専門企業としての優位性を発揮することにつながる。

 

●5S

整理:必要なものと不必要なものを区別して、不必要なものを片付けること。捨てる。

整頓:必要なものを必要なときにすぐ使用できるように、決められた場所に準備しておくこと。ひと目でわかるようにする。

清掃:必要なものについた異物を除去すること。きれいにする。

清潔:整理・整頓・清掃が繰り返され、汚れのない状態を維持すること。

躾:決めたことを必ず守ること。

 

●ECRS(改善の原則)

工程、作業、動作を対象とした分析に対する改善の指針

E(Eliminate):排除。なくせないか。

C(Combine):結合。一緒にできないか。

R(Rearrange):交換。順序の交換はできないか。

S(Simplify):簡素化。簡素化、単純化はできないか。

 

 

□SLP(Systematic Layout Planning)

工場における構成要素(機能)の適切な配置と流れを計画すること。

 

P-Q分析

生産する品種と生産量を正確に把握すること。

 

・少品種多量生産の場合

レウアウト:製品別レイアウト

物の流れ分析:単純工程分析

 

・中品種中量生産の場合

レイアウト:グループ別レイアウト

物の流れ分析:多品種工程分析

 

多品種少量生産、個別生産の場合

レイアウト:機能別レイアウト、固定式レイアウト

物の流れ分析:多品種工程分析、フロムツーチャート

 

●物の流れ分析

どのように製品を生産するか。という観点から工程経路と物が移動する時の最も最適な順序を決定すつことを目的に行われる。

 

・単純工程分析(オペレーション・プロセスチャート):原材料、部品がプロセスに投入される点および全ての作業と検査の系列を表現した図表を作って分析すること。

・多品種工程分析(加工経路分析):工程経路の類似した製品や部品をグループ化するために工程経路図を作成して分析すること。

|・工程が同じ物 ⇨ 専用ラインを作る

|・工程に共通点がない物 ⇨ 機能別レイアウトを検討する。

 

●フロムツーチャート(流出流入図表)

多品種少量生産のときに用いられる図表のこと。機械設備や作業場所の配置計画をするときに用いられる。

※前工程 ⇨ From      後工程 ⇨ To

 

●アクティビティ相互関係図表

生産に関わる様々なアクティビティの相互関係を検討するためのツール。それらを近接させて配置するのか、離して配置するのかを検討する。

 

●アクティビティ相互関係ダイヤグラム

「物の流れ分析」と「アクティビティ相互関係図表」を基に、アクティビティおよび工程を線図に展開し、アクティビティの順序と近接性を地理的な配置に置き換えたもの。