UJIchann日記

劣等生お勉強の記録

備忘録〜運営管理⑤〜物流・購買系

 

●入荷

メーカーから事前出荷明細(ASN:送り先に対して商品を出荷する前に電子データで伝達する事前出荷情報)を入手し、スキャナーでケース(ダンボール)のTIFコードなどを読み取ることで、リアルタイムに入荷処理を行っている。

 

●保管

・固定ロケーション、フリーロケーション、セミ固定ロケーションのこと。

 

●トータルピッキング(種まき方式 ⇨ 総数をピッキングした後に、店単位に振り分ける)

出荷する商品を一度にピッキングして、その後出荷先別に仕分けする方法。

・少品種多量の注文状況に適している。

・仕分け作業に熟練度が必要なため、一般的に自動仕分け機を導入することで効率を上げる方法がとられている。

 

●シングルピッキング(摘み取り方式 ⇨ 店単位に仕分けする)

顧客となる店舗や注文先別に商品を集荷して回るピッキング方式のこと。

・多品種少量の注文状況に適している。

・作業者が倉庫を移動するので、移動距離が長くなることが短所。

・作業者は移動せず、商品が自動的に搬出されるシステムもある。

 

●流通加工

値札の発行や貼り付けのこと。小売店の発注単位商品に放送する作業も含まれる。

・人手とコストがかかる。

 

 

●一括物流

今までバラバラに納品されていた色んな商品をまとめて納品してもらうこと。バイト先の納品のイメージを思い出せ!

 

●在庫型センター(DC型:ディストリビューションセンター)

在庫を抱えるセンター。自社の物流センターに他の卸売の在庫を共同保管する。

・リードタイムは短い。

・カテゴリー納品に対応しやすい。

 

●通過型センター(TC型:トランスファーセンター)

在庫は持たず、店別仕分けや流通加工を行う。

 

ー・ベンダー仕分型:ベンダー(卸売業)が店別ピッキング作業を済ませてセンターに納入する。

ー・センター仕分型:センターで店別ピッキングと検品を行う。ベンダーは総数をセンターに持っていくだけ。

 

・リードタイムは長い。

・カテゴリー納品に対応しにくい。

 

 

●巡回集荷(ミルクラン方式)

1つの車両で、複数の納品業者のところを回って配送貨物を集荷してくる方式のこと。

 

●ユニットロード

輸送貨物をバラバラではなく、ある単位(ユニット)ごとにまとめること。ボックス、パレットなど。

 

・荷役効率や配送効率が向上する。

 

 

●物流ABC

・コストドライバー:間接費を配賦する時のアクティビティ事の原価配賦基準のこと。

・アクティビティ原価:あるアクティビティを行うために投入される人やペース、機会設備や資材消耗品などのコストの合計のこと。

・アクティビティ単価:アクティビティを1単位処理するのにかかるコスト。物流管理における標準原価として活用できる。

アクティビティ原価を処理数で割って求める。

 

●ディカップリング・ポイント

見込み生産と受注生産の分岐点のこと。受注引当てポイントとも言う。

 

●コーザルデータ

価格以外で売り上げに影響を与える要因のこと。天気とか日付とか!

 

●PI値(Purchase incidence)

来店客数の影響を除外して、商品の販売実績を評価する指標のこと。

・「金額PI」と「数量PI」がある。

 

●プラノグラム

棚割りシステムのこと。

 

●ショッピングバスケット分析(マーケット・バスケット分析)

「何と何を一緒に買うか」をレシート単位で分析する。

 

●支持度

全顧客のうち特定の商品の組み合わせを購入した人数のこと。

 

●信頼度(コンフィデンス、確信度)

ある特定商品を購入した人がもう一つの商品を同時購入する確率。

 

●リフト値(併売リフト値)

もともとの特定商品の高倍率に対して、ある商品との同時高倍率の大きさを表す指標のこと。